イセリアカイガラムシ   (2382)

オーストラリア原産で世界中に拡散したカイガラムシ。わが国でも柑橘類の害虫であったが、天敵である「ベダリアテントウ」の移入によって農業被害はほとんど無くなったようだ。ただし多食性で様々な植物に寄生できるため、農地以外ではしぶとく生き続けている。この個体も道路脇に生えた背の高い雑草についていた。前方の1/3だけが体の本体で、赤いラインより後ろの白い部分は綿状になった卵のう。

●データ
撮影日 / 令和2年8月25日
撮影地 / 徳島市方上町(動物園周辺)
全長(卵のうを含む) / 約8o
カメラ / Panasonic Lumix FZ1000 + RAYNOX DCR-5320PRO