ウスイロササキリ   (821)

ススキが茂る近所の休耕田にたくさんいた。畦道を歩くと足元から次々と飛び出してくるが、いざカメラを構えると、クルリと葉っぱの後ろに身を隠す。ホシササキリと似るが、本種は首筋から背中にかけての褐色部が淡い。また、乾燥した草地では見られないので、生息環境も若干異なるようだ。メス(画像下)の産卵管は短めで翅端に達しない。


●データ
撮影日 / 平成19年9月16日
撮影地 / 徳島市八万町
全長(翅端まで)/2.5〜3cm
カメラ / Nikon D100 + AF-S VR Micro Nikkor ED 105mm F2.8G