コシボソヤンマ   (738)

上〜中流域の緩やかな流れに生息するヤンマで、木陰の多い薄暗い場所を好む。成虫は真夏に現れるが、朝夕の涼しい時間帯のみ活動するため目にする機会は少ない。名前のとおり、腹部の付け根あたりがハチのように細くなっているので、静止中の個体なら見分けるのは容易。画像下はため池のほとりに止まっていた♀。一般に言われている生息環境と全く異なる場所だったので、どこからか飛来してきたのかもしれない。運が良ければ近場でも出会えるものだ。

●データ
撮影日 / 平成19年7月26日
撮影地 / 徳島県阿波市
体 長 / 約8p
カメラ / Nikon D100 + SIGMA APO MACRO 180mm F3.5 EX IF HSM

     

●データ
撮影日 / 平成28年7月26日
撮影地 / 徳島市方上町
カメラ / Nikon D7100 + Ai AF-S Nikkor ED 300mm F4D