ハッチョウトンボ   (531)

このトンボを見るため、2時間かけて県南の生息地へ出かけた。目の前に現れた姿は、トンボとは思えないほど小さくて可愛らしかった。成熟したオスは真っ赤になり、眼の下半分が黒くなっているのが特徴(画像上)。メスの画像(下)は若い個体だが、成熟してもオスのように赤くならない。腹の模様は「ホソヒラタアブ」に似ていると思った。陽当たりのよい湿地や休耕田に生息し、5月下旬頃から羽化が始まる。

●データ
撮影日 / 平成17年6月5日
撮影地 / 徳島県海部町
体 長 / 約2cm
カメラ / Nikon D100 +SIGMA APO MACRO 180mm F3.5 EX IF HSM