マメハンミョウ   (309)

ツチハンミョウ科の甲虫で、カラフルな姿で馴染みのある「ハンミョウ」とは全く関係がない。体液には「カンタリジン」と呼ばれる毒が含まれ、触ると皮膚に水ぶくれができる。昔は成虫を乾燥させたものを薬とし、「げんせい」という名前で知られていた。名前の通り大豆を食い荒らす害虫だが、幼虫期はイナゴの卵を食べるため益虫でもある。

●データ
撮影日 / 平成15年7月27日
撮影地 / 長野県茅野市
体 長 / 約1.5cm
カメラ / NIKON COOLPIX 4300