シコクヨツスジハナカミキリ   (267)

花に訪れるハナカミキリの一種で、おそらく本種が最も普通に見られると思う。トラカミキリの仲間と同様にハチに擬態して身を守っている。この仲間も幾つかの種に細分化されているが、当地で見られるものは触覚の先が黄色くなっていて、シコクヨツスジハナカミキリ(Leptura ochraceofasciata ochrotela)として亜種区分されている。本州産のヨツスジハナカミキリ(Leptura ochraceofasciata ochraceofasciata)と比べて黄帯の発達が弱く、より黒っぽく見える傾向があるようだ。

●データ
撮影日 / 平成15年6月28日
撮影地 / 徳島市八万町(文化の森総合公園)
全 長 / 2cm弱
カメラ / NIKON COOLPIX4300