アサヒナカワトンボ   (248)

主に西日本に生息し、かつては「ニシカワトンボ」と呼ばれていたものが「アサヒナカワトンボ」に改称された。山の谷筋などで多く見かけるが、緑や青の金属光沢のある体が鮮やかに冴える。この個体の翅は橙色だが、透明なものや地域によっては茶色(九州)もいて異変が多いようだ。本種も成熟すると白っぽい粉を吹く。平地の小川などで見かける「ニホンカワトンボ」とは区別されているが、両種は非常によく似ている。

●データ
撮影日 / 平成17年6月5日
撮影地 / 徳島市八多町
体 長 / 約5cm
カメラ / Nikon D100 + SIGMA APO MACRO 180mm F3.5 EX IF HSM