マドヒラタアブの仲間   (2363)

ハナアブの類は腹の模様が見えないと絵合わせができないが、各肢附節の白さが目立つことから判断した。以前に似たような個体をマドヒラタアブ属(Eumerus)の一種と鑑定してもらったこともある。この仲間で代表的なのは「マドヒラタアブ Eumerus japonicus」だが、幾つかの種類に細分化されているため、特定するには標本検鏡が必要のようだ。ヒラタアブ亜科ではなくナミハナアブ亜科に分類されているのでちょっと戸惑う。

●データ
撮影日 / 令和2年7月15日
撮影地 / 阿南市那賀川町
全長(翅端まで) / 1p弱
カメラ / Panasonic Lumix FZ1000 + RAYNOX DCR-5320PRO