オオダイセマダラコガネ   (2279)

ここではセマダラコガネやマメコガネが多数見られたが、周りのセマダラコガネよりひと回り大きく、雰囲気が違っていたので念のために撮っておいた。帰って図鑑で照合したところ、上翅の模様はオオダイセマダラコガネ(Exomala ohdaiensis)と合致していた。前胸背板の縁取りが後縁中央部(小楯板の近く)で途切れていることも材料。関東以西の山地に分布するが、数は少ないようだ。名前は大台ケ原(奈良)に由来するのだろうか。セマダラコガネの仲間はBlitopertha(カタモンコガネ属)に含めて分類されることもあるようだ。

●データ
撮影日 / 令和1年7月7日
撮影地 / 徳島県佐那河内村
体 長 / 12〜13o
カメラ / Panasonic Lumix FZ1000 + RAYNOX DCR-5320PRO