ムネアカナガタマムシ   (2260)

類似種が幾つかいて判断が難しいタイプだ。代表的な「ケヤキナガタマムシ」は翅の先端がトゲ状に尖り、「クロナガタマムシ」は1cm以上あって胸背の中央部が大きく陥没し、「タゾエナガタマムシ」は胸背内側の隆線が短い円弧状となる。いずれとも合致しなかったので、消去法によって「ムネアカナガタマムシ」に落ち着いた。この個体の胸背は赤というよりも銅色だが、これも色彩変化の範囲と考えた。

●データ
撮影日 / 令和1年6月16日
撮影地 / 徳島市渋野町(徳島植物園)
体 長 / 7〜8o
カメラ / Panasonic Lumix FZ1000 + RAYNOX DCR-5320PRO