トゲナシケバエの一種 (2233)
(Plecia hadrosoma?)
ここではメスアカケバエが大量発生しているが、少し離れた半日陰の場所に別の集団を見つけた。やや小ぶりでハグロケバエとも雰囲気が違う。調べてみると、翅脈の様子と前脛節先端に目立ったトゲが無いことからトゲナシケバエ(Plecia属)のようだ。♀の幅広い体型から「Plecia hadrosoma」かと思うが、見た目だけで決めつけることはできない。この仲間はケバエ科の亜科として扱われているが、独立したトゲナシケバエ科と分類される場合もある。
●データ
撮影日 / 平成31年4月28日
撮影地 / 徳島市八万町(園瀬川)
全長(翅端まで)/♂1p強 ♀1.5p弱
カメラ / Panasonic Lumix FZ1000 + RAYNOX DCR-5320PRO