ミギワバエの一種 (2218)
川岸にできた水溜まりに群集し、水面を動き回る様子はまるでアメンボのようだった。図鑑に載っている中ではミギワバエ科のトビクチミギワバエ(Brachydeutera ibari Ninomiya)に近いが、この科には多数の種が含まれているため、このような外観画像では特定できない。生態も多様性に富んでいるようで、幼虫が温泉や原油の中で見つかる変わり種もいるそうだ。近縁のニセミギワバエ科の仲間は翅に肘室を持ち、海辺を主な生息地とすることで区別できる。
●データ
撮影日 / 平成30年10月20日
撮影地 / 徳島市八万町(園瀬川)
全長(翅端まで) / 約5o
カメラ / Panasonic Lumix FZ1000 + RAYNOX DCR-5320PRO