クロモンヒラアシウンカ(短翅型)   (2217)

小さいのでハエと紛らわしいが、注意して見るとウンカ特有の触覚だ。ゴマフウンカ短翅型(Cemus nigropunctatus)とも似るが、「九州でよく見られるウンカ・ヨコバイ・キジラミ類図鑑」を参照したところ、ゴマフは斑がより密に散布されている。さらにネット上で調べると、クロモンヒラアシウンカ(Cemus nigromaculosus)と紹介されている種により近い感じだ。「原色昆虫大図鑑(北隆館)」によると両種は♂把握器で識別するそうだが、確認するのは標本にしないと無理だろう。

●データ
撮影日 / 平成30年10月8日
撮影地 / 徳島市渋野町(徳島植物園)
体 長 / 3〜4o
カメラ / Panasonic Lumix FZ1000 + RAYNOX DCR-5320PRO