フトヒゲナガキアブモドキ  (2185)

一見アメリカミズアブのように見えたが、ファインダー越しに見ると触覚が異なっていた。ちょっと古いが保育社の「原色日本昆虫図鑑(下)」で調べたところ、翅脈の図説によって「キアブモドキ科」に絞り込めた。同書に収録されている「ヒゲナガキアブモドキ Solva longicornis MATSUMURA」に似ているが、外見的特徴は北隆館「原色昆虫大図鑑V」記載の「フトヒゲナガキアブモドキ Solva procera Frey」の記述に近いようだったのでタイトルとした。しかし、何処が「フト」か分からないので疑問も残る。

●データ
撮影日 / 平成30年6月9日
撮影地 / 徳島県佐那河内村
全長(翅端まで) / 約1.5p
カメラ / Panasonic Lumix FZ1000 + RAYNOX DCR-150