フタツトゲササキリ  (2138A)

中津峰の中腹で見つけたササキリの一種。腹部下面が明瞭な緑色、胸背部のデザインも独特だったので目を引かれた。翅は短く本家ササキリのように黒っぽくない。何だろうと思ったが、念のために腹端部をクローズアップして撮っておいたのが役立った。♂の尾肢に2つの棘(突起)があることが本種の特徴で→画像はこちら、名前にも用いられている。南方系で主に西日本の暖地に生息していたが、分布を北に広げているようだ。

●データ
撮影日 / 平成29年9月9日
撮影地 / 徳島市多家良町(中津峰山)
体 長 / 2p弱
カメラ / Nikon D7100 + SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM