ヤドリバエの一種(2)  (2108)

葉裏にとまっていて難しい状況だったが、翅の下にある白い大きな鱗片がユニークだったので調べられそうだと思って撮ったハエ。結局、種名は突き止められなかったが、ネット上で「Compsoptesis属の一種」として幾つか紹介されているタイプに似ている。国内に複数種いるらしいが、いずれも和名は無く図鑑にも載っていない。白いのは後翅でも平均棍でもなく、胸弁(calypter)といって前翅後縁の基部が変化したものらしい。

●データ
撮影日 / 平成29年7月4日
撮影地 / 徳島県板野町
体 長 / 約1p
カメラ / Panasonic Lumix FZ1000 + RAYNOX DCR-150