マルツノゼミの仲間  (2085)

河川沿いの雑木にいた小さなツノゼミ。胸部から張り出す突起が目立たないのでマルツノゼミの仲間だ。この個体は胸背に粉をふいたような白さが目立つ。これにより図鑑で見るマルツノゼミ(Gargara genistae)とは色彩的に異なっているが、ロウ物質の分泌が進んだ老熟個体かもしれない。画像下は体型が細長く、胸背中央の後突起も長く感じられるのでハコネマルツノゼミ(Gargara doenitzi)じゃないかと思う。

●データ
撮影日 / 平成29年6月4日
撮影地 / 徳島県板野町
体 長 / 約5o
カメラ / Panasonic Lumix FZ1000 + RAYNOX DCR-150

  

●データ
撮影日 / 平成30年6月16日
撮影地 / 徳島市多家良町(中津峰)
体 長 / 5o強
カメラ / Panasonic Lumix FZ1000 + RAYNOX DCR-150