ムネアカテングベニボタル   (1948)

斜面の草上に静止していた小さなベニボタル。前胸背から触覚第三節まで赤味を帯びた色彩から「ムネアカテングベニボタル」に近いようだ。「横隆条は斜(北隆館)」であることも図鑑の解説と合致していし、「平地から山地にかけて普通(保育社)」というのも心強い。「コガタカクムネベニボタル」「ヒゲブトジュウジベニボタル」「ミヤビヒシベニボタル」などにも似ていて検討してみたが、いずれも分布域が合わなかった。

●データ
撮影日 / 平成28年4月23日
撮影地 / 徳島市多家良町(中津峰山)
体 長 / 7〜8mm
カメラ / Panasonic Lumix FZ1000 + RAYNOX DCR-150