コバネヒシバッタ   (1874)

明るい草地での撮影で、ヒシバッタTetrix japonicaにふさわしい環境だが、背中(正中)が盛り上がってキールのカーブが大きいことからコバネヒシバッタFormosatettix larvatusとした。前胸背板側葉のくびれが一つしかなく翅が見えないことも判断材料。形態は保育社の原色日本昆虫図鑑(下)を参照したが、ここでは「森林内の地面に見られる」と記載されている。

●データ
撮影日 / 平成27年11月21日
撮影地 / 徳島県阿波市市場町
体 長 / 約1p
カメラ / Panasonic Lumix FZ1000 + RAYNOX DCR-150