クロセセリ   (1839)

暗色地に大きな白紋を呈するセセリチョウの一種。本来は沖縄や九州に分布する南方系の蝶だが、温暖化のせいか本州や四国でも見られるようになった。この個体に出会ったのはヤンマやホタルなどを撮ったことのある水路沿いの草地。大規模な造成工事がすぐそばまで迫ってきて、虫たちの生息環境も風前の灯となっている。幼虫の食草はミョウガ,ハナミョウガなど。

●データ
撮影日 / 平成27年9月19日
撮影地 / 徳島県牟岐町
翅開長 / 4p強
カメラ / Panasonic Lumix FZ1000