クロスジヒゲナガカメムシ   (1714)

前肢腿節の膨らみと長い触覚は近縁の「ヒゲナガカメムシ」とよく似るが、本種は前翅革質部に縦の暗色斑が現れることで区別できる。両種とも成虫で越冬し翌春から活動を開始する。エノコログサなどのイネ科雑草やカヤツリグサに付いて吸汁するところも同じなのできわめて近い間柄だろう。

●データ
撮影日 / 平成27年4月12日
撮影地 / 徳島市八万町(文化の森総合公園)
体 長 / 約8o
カメラ / Panasonic Lumix FZ200 + RAYNOX DCR-150