クロホシカメムシ   (1655)

フタモンホシカメムシと似た容姿だが、胸背部は本種の方が濃くなる傾向がある。腹面も一様に黒っぽく、フタモンに見られるような白斑は現れない。脚は腿節の大部分が黒色、基部と脛節から先はやや黄色味を帯びる。主に地表で活動し、草むらや石の間などでよく見られる。虫の姿が少なくなる時期、本種のような成虫越冬種は有難い存在だ。


●データ
撮影日 / 平成26年11月8日
撮影地 / 徳島市八万町(文化の森総合公園)
体 長 / 1p弱
カメラ / Panasonic Lumix LX3