ヨコヅナサシガメ   (163)

花見の頃から桜の木でよく見かける。張り出した腹部が黒白の縞模様になっていて、これが「横綱」を連想させるのだろうか。大きいのやら小さいのやらが集団で群れているので気持ち悪がる人も多いと思う。鮮やかな赤色の個体もいるが、これは脱皮直後の姿。蛾の幼虫などを襲って長い口吻で体液を吸う。

●データ
撮影日 / 平成15年4月29日
撮影地 / 徳島市眉山町(山頂公園)
体 長 / 約2cm