ヤマトアシナガバチ   (1578)

「キアシナガバチ」と似た紋様だが、こちらはやや小型で色彩も地味目だ。ともに前伸腹節に黄色の縦紋を持つが、「キアシナガバチ」の足跡型に対して本種は外向きに反り気味となる(鍬形似)。腹部第一節黄帯に切れ込みが入らないことも識別点。触覚や脚の色調も若干異なるようだ。出会える機会は他のアシナガバチより少ないが、春先に駅前の緑地で見かけたこともあるので、市街地でも生息できるのだろう。

●データ
撮影日 / 平成26年6月2日
撮影地 / 徳島県牟岐町
体 長 / 約2p
カメラ / Panasonic Lumix LX3