キオビナガカッコウムシ   (1573)

体毛が密生していて原始的な雰囲気が漂う小さな甲虫。警戒されたためか動き回ったあげくに落下してしまい、分かりにくい構図となってしまった。この画像では「黄帯」が見えず「ムナグロナガカッコウムシ」とも考えられるが、上翅中央部から翅端にかけて外方が淡色となっていること、触覚の末端節が幅広く見えることなどから判断した。どちらも色彩変化があって識別が難しい。成虫は 6〜8月にかけ各種の枯木で見られる。
参照図書:保育社「原色日本甲虫図鑑V」      北隆館「原色昆虫大図鑑U」

●データ
撮影日 / 平成26年5月24日
撮影地 / 徳島県那賀町
体 長 / 約1p
カメラ / Panasonic Lumix LX3