クロスズメバチ   (1509)

12月に入って虫の姿もめっきり少なくなったが、画像は植物園の花壇脇で見つけた小さなスズメバチ。ハナアブに似た外見とサイズで、大型スズメバチのような威圧感は無い。寒さのせいか動きも鈍いように感じられたが、撮影後は勢いよく飛び去っていった。背面は近縁の「シダクロスズメバチ」と酷似するが、顔面を見れば両種の区別がつく。複眼内側の白紋が太く、シンプルなことが一般的なクロスズメバチ(Vespula flaviceps)の特徴。

●データ
撮影日 / 平成25年12月1日
撮影地 / 徳島市渋野町(徳島植物園)
体 長 / 1p強
カメラ / Panasonic Lumix LX3