ドロハマキチョッキリ   (1497)

小さくて見つけにくいが金緑色に輝く美麗種だ。西日本産のものは上翅に紅色班が出るので、かつては「ベニホシハマキチョッキリ」と呼ばれていた。画像の個体は前胸部側面から棘が出ているので♂だろう。この仲間はオトシブミのように樹木の葉を巻いて揺籃を作る。本種はヤナギ科のドロノキにちなんで名付けられたが、実際はイタドリ、コナラ、カエデなど広範囲の樹種の葉を巻くようだ。

●データ
撮影日 / 平成25年9月23日
撮影地 / 徳島県吉野川市
体 長 / 約6o
カメラ / Panasonic Lumix LX3