ヤマトアオドウガネ   (1483)

アオドウガネは、夏の間最もよく目にするコガネムシだが、その中でよりシックな色彩を持つものは本種である可能性が高い。その他の見分け方としては、上翅側縁の隆起がアオドウガネでは後角付近まで続くのに対し、本種は途中で途切れる。また腹端(尾節板)の様子→比較画像はこちらでも区別ができる。幼虫が沿岸部の砂地で成育することから、内陸の山地には分布しない。元々普通種であったが、温暖化により各地で南方系のアオドウガネに駆逐されているようだ。

●データ
撮影日 / 平成25年9月1日
撮影地 / 徳島市眉山町
体 長 / 1.5p強
カメラ / Panasonic Lumix LX3