ヒメボタル   (1421)

雑木林に隣接した細流沿いで見つけた小さなホタル。サイズは一般的なゲンジボタルの半分くらいだが、腹端の発光部分が白い蛍光塗料のような色合いとなっていてまさにホタルだ。ゲンジボタルやヘイケボタルとは前胸背の黒斑の形状で区別できる。本種幼虫は陸上で生活し、餌もベッコウマイマイなど陸生巻貝を食べている。残念なことだが、すぐ近くで大規模な整地工事が進められていて、この生息地も間もなく消失してしまうだろう。

●データ
撮影日 / 平成25年6月8日
撮影地 / 徳島県牟岐町
体 長 / 7〜8o
カメラ / Panasonic Lumix LX3