ヒメシモフリコメツキ   (1310)

結構毛深いコメツキムシ。灰白色と褐色の二色の毛が不規則に生えて霜降り状の斑紋を形成する。近縁のシモフリコメツキ(Actenicerus pruinosus)との区分が難しいが、この画像では前胸背正中部に沿った窪みが認められないのでヒメとした。しかし、シモフリコメツキの仲間は幾つかの種に細分化されているので確証はない。本種(Actenicerus orientalis)は一般的にシモフリコメツキより大きく、和名では「オオシモフリコメツキ」とも言われる。

●データ
撮影日 / 平成24年7月4日
撮影地 / 徳島県つるぎ町
体 長 / 約1.5p
カメラ / Panasonic Lumix LX3