ハラグロオオテントウ   (1255)

オレンジ色の地色に小ぶりな黒紋が散らばる。真上から見ると体長と横幅がほぼ同じの丸い体型だ。オオテントウやカメノコテントウと並ぶ大型種だが、上翅のデザインが明らかに異なるので見間違えることはないだろう。裏から見ると腹の中央部が縦に黒化していることから名づけられた。樹木につくアブラムシやキジラミを餌にするので益虫とされている。テントウムシの幼虫はどれも怪獣みたいな姿をしているが、本種→写真はこちらは大きいだけに一段と怖そうだ。

●データ
撮影日 / 平成24年5月12日
撮影地 / 徳島県吉野川市
体 長 / 1p強
カメラ / Panasonic Lumix LX3