オオゴボウゾウムシ   (1180)

アザミの葉の奥にペアで潜んでいるところを見つけた。大きい方を撮ったので多分♀だろう。「カツオゾウムシ」と同様の流線形の体型だが、こちらの方が恰幅が良い。近縁の「ゴボウゾウムシ」は口吻が細く、やや小型で体型も丸っこいようだ。画像の個体は赤味が強いが、これは鱗片による色彩差だろう。前胸背がゴツゴツしていて点刻が一部融合しているように見えるので「オオゴボウゾウムシ」としたが、分布が北海道および本州とされていることに不安はある。

●データ
撮影日 / 平成23年7月23日
撮影地 / 徳島県佐那河内村
体 長 / 1.5p弱
カメラ / Panasonic Lumix LX3