オトシブミ♂   (1169M)

ヤシャブシが群生する場所で、それぞれの木に数頭づつ見つけた。これまで純正「オトシブミ」には出会えていなかったので、いるところにはいるものだと感心した。ただ、見かけたのはメスばかりでオスはこの一頭のみだった。オスは揺籃を作ることはないので、いつまでも葉上にいる必要はないのだろう。メスは若葉を巻いて揺籃を作り、中に卵を産みつけた後で枝から切り落としてしまう→画像はこちら。これを江戸時代の「落とし文」に見立たてて名付けられた。孵化した幼虫は住居でもある揺籃の材料を食べて育ち、この中で羽化する。

●データ
撮影日 / 平成23年7月30日
撮影地 / 徳島県佐那河内村
体 長 / 1p弱
カメラ / Panasonic Lumix LX3

     

オトシブミ♀   (1169F)

●データ
撮影日 / 平成23年7月23日
撮影地 / 徳島県佐那河内村
カメラ / Panasonic Lumix LX3