ニセミカドアツバ   (1103)

鮮やかな茶系の色彩を持ち、前翅中央部の白とオレンジの帯が特徴的。関東以西の常緑照葉林に分布し、成虫は初夏から秋にかけて見られる。幼虫はアラカシやウラジロガシなどの葉を食べる。冷温帯林に生息する「ミカドアツバ」の近似種。和名に「ニセ」が付く昆虫は結構いるが、存在価値が劣るようなイメージを与えるのでもう少し工夫が必要だと思う。

●データ
撮影日 / 平成23年4月24日
撮影地 / 徳島市八万町(文化の森総合公園)
全長(翅端まで)/ 1.5cm
カメラ / Panasonic Lumix LX3