トノサマバッタ (076)
河川敷の原っぱなどでよく見かけるが、その体格と力強さはバッタの「殿様」にふさわしい。写真の個体は大きさからしてメスだろうが、こんな時期まで生きているとは驚いた。ときに大発生して農作物を全滅させるニュースを聞くが、このタイプの容姿は「群生相」といい、羽が長くなり飛翔力に優れた形に変化している。このバッタもメスがオスをおんぶするが=写真はこちら=、ほほえましい光景だ。
●データ
撮影日 / 平成14年11月10日
撮影地 /
徳島市方上町(徳島植物園内)
体 長 / 約6cm