アブラゼミ   (046)

夏の代表的な虫だが、あまりにも多く発生するため、やかましいと嫌う人も多い。ヒグラシのように趣のある鳴き声なら煩がられることもないのだが。コンクリートで覆われた町中で、これほどの数の幼虫がどうやって生きてきたのか不思議な気がする。画像下は羽化時の様子。翅脈が蛍光塗料のように輝いて美しい。普通は夜間に行われるが、この個体は随分のんびりしていて朝の散歩で見つけた。

●データ
撮影日 / 平成14年7月27日
撮影地 / 徳島市八万町(文化の森総合公園)
全長(翅端まで) / 5〜6cm

   

●データ
撮影日 / 令和2年7月23日
撮影地 / 徳島市八万町(文化の森総合公園)
カメラ / Panasonic Lumix FZ1000 + RAYNOX DCR-5320PRO