ミナミヒメヒラタアブ   (031)

春にカメラを持って野山に出かけると、まず出会えるのはアブの仲間だろう。数が多いので、小昆虫の撮影練習にはうってつけだと思う。画像は公園で最もよく見かける「ホソヒラタアブ」よりずっと小型だ。本種は同定上の変遷があって、昔はSphaerophoria menthastri(ヒメヒラタアブまたはマメヒラタアブ)と同定されていたが、その後Sphaerophoria philanthus(キタヒメヒラタアブ) に改められている。さらに近年の知見でSphaerophoria indiana(ミナミヒメヒラタアブ)に変更された。

●データ
撮影日 / 平成17年6月4日
撮影地 / 徳島市眉山町(眉山公園)
体 長 / 7〜8mm
カメラ / Nikon D100 +SIGMA APO MACRO 180mm F3.5 EX IF HSM